再生

 もしもすべての人が、
ほかの人のためになにかしてあげるようになったら、
この世に困っている人など、いなくなってしまうでしょう。

 ただ身近な誰かを助けてあげれば、それで充分なのです。

 ところが、今はそれを実行する人もいなくなりました。

 ただ、人々はそういうことを学びなおそうとしているように私には見えます。

あるタスカローラ族の言葉


 

おお偉大なる聖霊よ。

その声をわたしは風のなかに聞き、
その息は世界にいのちを与えます。

お聞きください。

わたしは小さくて弱く、あなたの力と知恵とを求めています。
願わくばこのわたしを美のなかへあゆませたまえ。

どうかわたしの目に、赤と紫の夕陽をみせてください。

どうかわたしの手があなたの作られたものを、さげすむことのないように。

また、わたしの耳がその声を聞き洩らすことのないように。

あなたがすべての葉や岩に書き込まれたものをりかいできるように、どうかわたしを賢くしてください。

兄弟たちをおとすためでではなく、
自分の最強の敵であるおのれと戦うために、どうかわたしを強くしてください。

沈みゆく太陽のように、わたしのいのちが消えゆく時、
いささかも恥じ入ることなく、
わたしのスピリットがあなたのところへおもむけるように。

曇りのない目とともに、あなたのもとを訪れる準備を、どうかととのえさせてください。

ラコタ族
イエロー・ラーク


 われわれが「ワカン・タンカ」と呼んでいる偉大なる聖霊から、万物をひとつにつないでいる大いなる生命の力がもたらされている。その力は、すべてのものの中をめぐり、通り抜ける。大平原に咲く花たちの中にも、吹き寄せる風の中にも、岩の中にも木々の中にも、鳥たちの中にも動物たちの中にも、それと同じ力があり、最初に作られた人間にもまた、最初の息とともにその力が吹き込まれている。かくのごとくして、ものみなすべてが親類であり、そのすべてのものが同じ神秘によってひとつにつながっているのである。

オグララ・スー族
ルーサー・スタンディング・ベア